2016年03月29日

謎は解けた

色々な設定とその組み合わせを試しながら、消費具合を監視し続けたところ、前々回のブログから謎であったarrows m02のパケット消費の謎が解けた。
原因はWi-Fiの設定項目にある「画面消灯時のWi-Fi動作」の設定であった。
これが「充電中はWi-Fiを切断しない」になっていると、モバイルデータ通信のパケットを消費してしまう場合がある(というか、通常の使い方ではほぼ間違いなく消費してしまう)ことがわかった。
そもそも、この設定は消費電力を下げるためのものであると思われるので、上記の設定によってWi-Fiが利用不可の場合、モバイルデータ通信も行わないべきであると思われるのだが、Wi-Fiが利用できない状態でバックグラウンドプロセスやサービスで通信の必要が生じたとき、(いちいちWi-Fiを一旦enableすることなく)モバイルデータ通信を行い、パケットを消費してしまうのであった。
さらに、この設定によって、一旦Wi-Fiが切断されてしまうと、充電スタンドにさしてもWi-Fiはオフのままとなるようで、通信の必要があればやはりモバイルデータ通信を行い、パケットを消費してしまうのである。つまり、画面が消灯した状態で充電を開始すると、「充電中はWi-Fiを切断しない」の設定に関わらず、Wi-Fiはオフのままになってしまうのである。
どちらも、ユーザが意図した動作ではなく、とても間抜けな仕様に思えてならない。
この設定項目自体はほかのAndroid端末にもあるので、F社独自のものではないようだが、他社の端末(iPhoneもそうだが)は電源に接続したときや切り離したとき、一旦画面が点灯するのに対して、m02は消灯したままであるところが、この変てこな結果を招いているようである。
m02はよほど画面をつけたくないのか、通知を受けた時も音やバイブは鳴れども、画面は消えたままなので、内容を確認するためにはスイッチを押してやらないといけなくて、とても不便。
「タッチでON」というF社独自の機能で、画面をタップしてスリープ解除する設定があるので、これが有効な場合は画面をタップすれば側面のスイッチを押すよりは多少ましなのだが、この設定ではポケットに入った状態で、ちょくちょく画面が点灯してしまうようになるので、この機能は事実上使い物にならない。

とりあえず、謎は解けたのだが、Wi-Fi環境下でパケット消費の問題を回避するためには、
1) Wi-Fiを常に切断しない設定にしておく
もしくは
2) いちいち機内モード(もしくはモバイルデータ通信の無効化)+Wi-Fi有効化を行う
という方法しかなさそうであるが、2)の場合は前述のとおりWi-Fiが切断される場合があるので、画面を点灯した途端、通知がまとめて大量に飛んで来ることがあり、リアルタイムに通知を受けられない状態を意味するので、これも場合によってはとても不便である。
よって、1)にするしかなく、消費電力の節約と無駄なパケット消費の抑制とのトレードオフという、なんとも納得感のない、結論なのであった。。
posted by yamamtsu at 18:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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