2012年12月23日
2012年12月16日
2012年12月10日
Kindle Paperwhite 到着
5台目だが、co.jp としては初のキンドルホワイトペーパーである。

ボタンは手前のUSBコネクタの隣の電源ボタンだけで非常にすっきりしているが、kindleのロゴが黒地に白(銀色?)文字で書かれており、目立つようになっている。今までの機種は全て黒文字で書かれていたので、ソ○ーのテレビのように少々邪魔くさい。読書体験を最優先にしたデザインを謳っているアマゾンとしては珍しい。

起動すると、これまた今までとは違った印象。今までのタイトル一覧が文字列で表示されるのに対して、表紙の一覧がデフォルトで表示され、koboと似た感じであるが、koboは読書中の表紙が少し大きめのアイコンで表示される上、その他は少し小さいアイコンで表示されたり、スクリーンセーバーに読書中の表紙を表示させることができる等、koboの方が多少進んでいる気がする。さらに下段にはおすすめ本の一覧が表示される。これはkoboには無いし、設定で非表示にもできるのだが、これまた宣伝っぽくてアマゾンらしくない気がした。何よりも、このホームメニューの上下2段が別々に横スクロールするようになっているのだが、意図しない方がスクロールしたりして、イラっとさせられる。

設定で変更できるので、従来のkindleに近い表示を期待したのだが妙に間延びした表示になってしまい、これはこれでいまいちな感じである。本体の言語を英語に変更(本体の再起動が必要)したら、少しはマシになるかとやってみたが、大差なかった。しかも、UIの言語が変わるだけではなく、ソフトキーボードのデフォルト設定など微妙に違っていたので、とりあえず日本語に戻して使うことにした。

設定メニューがkoboのそれと見た目がそっくりで、これもいままでのkindleと違い、違和感のあるというか、ちょっとださい感じのデザインになっている。koboと非常に似通っているのは、同じSDKやフレームワーク、同じ外注先を使っているからなのだろうか?

辞書はデフォルトで3種。英語以外の辞書も利用可能なようだが、デフォルトではクラウドに存在するのみ。まぁ使うことはないので、これはこれでOK。

無線LANは相変わらずつながらない。NEC(Aterm)やメルコのルータを使っていると、DHCPのバージョン違いのためか、この症状が出るらしいのだが、初代kindleからずっと変わっていない。日本に進出したのを機に改善されるのを期待していたのだが、残念である。仕方ないので、いつものワークアラウンドであるStatic IPを振ろうとしたところ、謎な設定、パーソナルとエンタープライズが出現。調べてみたところIEEE802.1Xベースでサーバーが鍵を配布する方式らしいのだが、こんなものを必要とするシーンが個人向けkindleで必要になるケースがどのくらいあるのかやはり謎である。それよりもNECやメルコに対応して欲しい。この症状が出るのは我が家に多数ある無線LAN機器でもkindleたちだけである。iPhoneやkoboも問題なくDHCPで接続できている。

あと、今までと違う、少しだけ新しい機能として読書の進捗表示があった。koboにもライブラリ中の本の読了率を表示するという、あまり意味の無い機能があるが、kindleのそれは章の終わりや本を最後まで読み切るまでの時間を予測して表示するというものであった。きりの良いところまで読みたいということはよくあるので、この機能はなかなか良いかも。ただ、取説によると独自のアルゴリズムで予測しているとのことであったが、それまでの読書スピードで単純に計算しているだけだと思われる。実際、本の最初の方の目次や表紙をぱっぱとめくっていると、本文に入った後もしばらくは「本を読み終えるまで:5分」とかものすごく短い時間が表示されてしまうので実用性はいまいちな感じ。ちなみに、文字のないコミックの場合は画面を少しでも大きく表示させるためか、メニューを表示しないと進捗が表示されなかった。
また、コミックもサンプルを表向きは20ページほど読むことができるのだが、表紙やら目次やらが長くて、実際の本文は2〜3ページだけ見せてもらえる程度であった。試しに1〜2冊、ほんものを購入してみたがときどきなぜか1ページ戻ってしまう症状が発生し、これも頻発するとイライラしてきてしまう。ただ、自炊したものとは桁違いにきれいで読みやすかった。
総評的には今までで一番できの悪いkindle(二番目はFirmがあがる前の初代Fire)な気がするので、もう少し頑張って欲しいのであった。
ボタンは手前のUSBコネクタの隣の電源ボタンだけで非常にすっきりしているが、kindleのロゴが黒地に白(銀色?)文字で書かれており、目立つようになっている。今までの機種は全て黒文字で書かれていたので、ソ○ーのテレビのように少々邪魔くさい。読書体験を最優先にしたデザインを謳っているアマゾンとしては珍しい。
起動すると、これまた今までとは違った印象。今までのタイトル一覧が文字列で表示されるのに対して、表紙の一覧がデフォルトで表示され、koboと似た感じであるが、koboは読書中の表紙が少し大きめのアイコンで表示される上、その他は少し小さいアイコンで表示されたり、スクリーンセーバーに読書中の表紙を表示させることができる等、koboの方が多少進んでいる気がする。さらに下段にはおすすめ本の一覧が表示される。これはkoboには無いし、設定で非表示にもできるのだが、これまた宣伝っぽくてアマゾンらしくない気がした。何よりも、このホームメニューの上下2段が別々に横スクロールするようになっているのだが、意図しない方がスクロールしたりして、イラっとさせられる。
設定で変更できるので、従来のkindleに近い表示を期待したのだが妙に間延びした表示になってしまい、これはこれでいまいちな感じである。本体の言語を英語に変更(本体の再起動が必要)したら、少しはマシになるかとやってみたが、大差なかった。しかも、UIの言語が変わるだけではなく、ソフトキーボードのデフォルト設定など微妙に違っていたので、とりあえず日本語に戻して使うことにした。
設定メニューがkoboのそれと見た目がそっくりで、これもいままでのkindleと違い、違和感のあるというか、ちょっとださい感じのデザインになっている。koboと非常に似通っているのは、同じSDKやフレームワーク、同じ外注先を使っているからなのだろうか?
辞書はデフォルトで3種。英語以外の辞書も利用可能なようだが、デフォルトではクラウドに存在するのみ。まぁ使うことはないので、これはこれでOK。
無線LANは相変わらずつながらない。NEC(Aterm)やメルコのルータを使っていると、DHCPのバージョン違いのためか、この症状が出るらしいのだが、初代kindleからずっと変わっていない。日本に進出したのを機に改善されるのを期待していたのだが、残念である。仕方ないので、いつものワークアラウンドであるStatic IPを振ろうとしたところ、謎な設定、パーソナルとエンタープライズが出現。調べてみたところIEEE802.1Xベースでサーバーが鍵を配布する方式らしいのだが、こんなものを必要とするシーンが個人向けkindleで必要になるケースがどのくらいあるのかやはり謎である。それよりもNECやメルコに対応して欲しい。この症状が出るのは我が家に多数ある無線LAN機器でもkindleたちだけである。iPhoneやkoboも問題なくDHCPで接続できている。
あと、今までと違う、少しだけ新しい機能として読書の進捗表示があった。koboにもライブラリ中の本の読了率を表示するという、あまり意味の無い機能があるが、kindleのそれは章の終わりや本を最後まで読み切るまでの時間を予測して表示するというものであった。きりの良いところまで読みたいということはよくあるので、この機能はなかなか良いかも。ただ、取説によると独自のアルゴリズムで予測しているとのことであったが、それまでの読書スピードで単純に計算しているだけだと思われる。実際、本の最初の方の目次や表紙をぱっぱとめくっていると、本文に入った後もしばらくは「本を読み終えるまで:5分」とかものすごく短い時間が表示されてしまうので実用性はいまいちな感じ。ちなみに、文字のないコミックの場合は画面を少しでも大きく表示させるためか、メニューを表示しないと進捗が表示されなかった。
また、コミックもサンプルを表向きは20ページほど読むことができるのだが、表紙やら目次やらが長くて、実際の本文は2〜3ページだけ見せてもらえる程度であった。試しに1〜2冊、ほんものを購入してみたがときどきなぜか1ページ戻ってしまう症状が発生し、これも頻発するとイライラしてきてしまう。ただ、自炊したものとは桁違いにきれいで読みやすかった。
総評的には今までで一番できの悪いkindle(二番目はFirmがあがる前の初代Fire)な気がするので、もう少し頑張って欲しいのであった。
2012年12月06日
さらばウィルコム
Advanced W-ZERO3(es)、通称アドエスことWS011SH。電池交換2回を経て5年以上使ったが、ついにウィルコムごと解約した。
昔、携帯電話は端末も通話料もとても高価で、まだポケベル全盛の頃、社会人二年目になって初めて手にしたケータイはドコモパーソナルのPHSであった。記憶では1996年の2月頃。
PCカード一体型など、二回ほど機種変更した後、ひとつのアンテナのカバーエリアが広く、ハンドオーバー時にも切れにくいエッジに魅力を感じ、DDI Pocketに移った。その後、ケータイの低価格化やデータ通信の高速化が進み、子供向けのおもちゃのイメージを植え付けられたPHSは加入者を減らすばかりで、挙句は各社撤退したり、ウィルコムに事業譲渡と受難の時代を迎えるわけだが、音の良さやもっさりしつつも高機能で個性的な京ぽんやWindows Mobile機を愛用してきた。
震災時には全くつながらなくなったケータイ3社を尻目に大活躍もした。
ソフバンの資本が入り、待望のいまどきのAndroid端末が準備中と聞き、USBも赤外線も動かなくなったボロボロのアドエスで耐え、ひたすら楽しみに待ち続けてきたが、でてきたものは妙な制約だらけで、ウィルコムとソフバンの二台持ちとなんら変わらない、身も蓋もない専用料金プランのAndroid2.3の端末であった。データ通信はソフバン経由のみだし、XGPもお財布ケータイもなし。
すごく楽しみにしていたぶん、非常にがっかりした。当たり前かもしれないが、今後も事実上の親会社にあたるソフバンを儲けさせるためだけの施策しかとって来ないだろう。マイクロセルなXGPスマホなど、もう期待するだけ無駄なのだと悟り、解約を決意。
PHSはかれこれ16年以上、ウィルコムはDDIの頃から13年ほど利用してきたわけだが、にもかかわらず最後は8000円も解約手数料を取られることを告げられただけで、一瞬で手続きは完了した。実に寂しい限りである。
From iPhone 〓